表紙のタイトルと絵に惹かれて購入。兄と弟に挟まれた幼なじみ三角関係モノです。
1巻目ではまだ伏線が散りばめられていく段階で、何が何だか分かりません。
冒頭ではいきなり兄とのエロシーンが入ってきますが、それはヒロインにとって望んだものではなく決して幸せな関係とは言えないです。
では何故そんな関係になってしまったのか…？というのが遡って明かされていく構成となってます。
3巻目でようやく冒頭の兄との関係が理解でき、意味が繋がるのですが
まだまだ分からないことだらけです。兄が何を考えてるのか、弟は兄に対してどんな感情を抱いてるのかなど
まだまだ各キャラの性格が掴みかねる部分が多いのでこれから突き詰めて描いていただきたいです。
ヒロインはとある罪に罪悪感を感じ弟と距離を取らずにはいられなくて、自身の弱味にもしてしまってますが
そこまでの罪か…？と少し思いました。本人に懺悔した上で許されなかったら兄を選べばいいのに。でも若い女の子の心理としては言えないのかもですね。
ちゃんと描かれていけば深いお話になると思うので、これからの展開に期待です。
絵は可愛らしくて個性的です。慣れるまで兄と弟が判別できませんでした。
タッチや描き方が独特な気がします。悪く言えば荒いです。
でも最近似たような絵ばかり蔓延る世の中に飽きていたので、このくらい個性があった方が魅力的に感じます。
まだまだ序盤で評価できる段階ではないと思ったのですが、思ったより総合評価が低くなっており
読む人が減ってしまったら勿体ないなと思ったので、あえて今後への期待も込めて☆5の評価を付けさせていただきました。
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