お試しを何気なく読み始めて、15ページ目でグンと惹き付けられました。忘れられなかったので後日クーポン割引の時に買ったら、気づけばそのまま、まさかの全巻一気買い!
映画のタイトルに因む5つの物語のオムニバスですが、だんだんストーリーがつながって、毎巻「えっどうなるの!?」というところで、続きは次巻!
最後はすべての物語に共通して登場していたある企画にスポットがあたります。普通の主婦がイーストウッド(というよりターミネーター?)化して、こんなんなる…?とか、最終話のオチは予想通りすぎないか…とか、まさに映画(フィクション)的なツッコミ所が時々ありつつも、スタンド・バイ・ミーやニュー・シネマ・パラダイスを見た後のように涙で心を洗われ、登場人物と一緒に空を仰いだり前を向きたくなる作品です。