ネタバレ・感想ありレディーミツコのレビュー

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なんともドラマティックな生涯
2024年3月5日
明治の時代に国際結婚して、遠くオーストリアに嫁いだ青山みつ(光子)のドラマティックな生涯を描いた作品です。あくまでも少女漫画として描かれているので、多少美化されていたり創作されていたりする部分もありますので、その点はお忘れなく。夫の死後、子供たちを日本式に厳しく管理しようとして反発され、子供たちのほとんどに愛想を尽かされ、実際の晩年はかなり寂しいものだったようです。切ない。ちなみに、ゲランの香水「ミツコ」の名前はこの光子夫人の名から付けられたという説がありますが、実は「ラ・バタイユ」というフランスの小説のヒロインからの命名です。ずっと光子夫人の名前から付けたとばかり思っていたから、最近になって初めて知ってショック(泣)。
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懐かしい
2017年5月22日
大和和紀さんの作品はハイカラさんの頃からよんでました。実在の人物ですが、年齢差がありながら、伯爵の過去のシガラミを開放し、寄り添い、また強く成長して努力するしせは立派でした。息子の1人は現在のEUを説いた人物ですので興味深い作品です。
実在の人物
ネタバレ
2023年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 明治時代、オーストリアの伯爵と国際結婚をして異国の地に渡った青山みつの物語。
後にゲランの香水の名前にも。
しかしクーデンホーフ伯爵の死後はあまり幸せではなかったようで…
異国の地で必死に頑張ったんだろうになぁ。
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作家名: 大和和紀
出版社: 講談社
雑誌: 別冊フレンド