ネタバレ・感想ありローマへの道のレビュー

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バレエダンサー達の物語
2025年9月29日
バレエを題材にした萩尾望都先生の作品集です。絵もとても美しくストーリーも面白く楽しめました。
どうしたら自分を選んで貰えるか、役を付けて貰えるか、認めて貰えるか。
どんなお仕事でも似たような事があると思いますが、特に芸能系のお仕事に関しては、実力以外の要因が他の業種よりも多くを占めるものなんだなぁと思います。
ディアギレフとニジンスキーのような、バランシンと彼のミューズ達のような、はたまたヌレエフとブルーンのような、選ぶ側を才能以上に魅了する要素がなければ、ずっと選ばれ続けて輝き続けるなんて難しいのでしょうかね。
ドラマなバレエ
2022年7月3日
ローマへの道はちょっと重い話ですが、コミカルなトーンもあり読んでいて楽しいです。バレエ漫画は色々読みましたが、若いダンサーがのしあがる的な話系だけではないもっとダンサーの日常としてのバレエが描かれていて好きです。
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始まりはローマ
ネタバレ
2019年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある時期に続いていた萩尾さんのバレエものの一つですが、おそらく一番重い話だと思います。主人公マリオは傲慢で他の同期を見下していて、こう書くといやな男ですが誰もが身に覚えのあるような心情に沿っていて寄り添いながら話を読み続けていけます。故郷に帰った時衝撃的な事実を告げられてからますます落ちていく様でどうなることかとハラハラしましたが、最後は雲が晴れていくようなカタルシスがあり、さすがとしかいいようがないです。それにしてもラエラというある種聖母のような彼女に見捨てられなかった事が非常に大きいのではないかとも考えさせられる表題作でした。
面白い
2024年7月31日
友達で、仲が良かったはずなのに、嫉妬してしまい苦しむ主人公。主人公たちの心の成長が見事に描かれている。
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バレエ&親子の確執
2020年9月2日
作者さんのライフワークのような親との確執、これは又ちがうパターンだけど。。心理描写が秀逸でひきこまれます。女性の好みも面白いなあと思ったら、そうだったのか。。。絵も美しい、さすが!
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