まず、絵がものすごく美麗。表紙や大きいカットだけでなく、全ての表情が丁寧に描かれているので、胸きゅんポイントが多すぎます。見つめ合ったり、頬を染めたり、戸惑ったり、苦しんだり…直接的な描写は少ないのに、やたらエロい!(笑)惹かれ合うのに距離を取ってしまう2人の雰囲気が、もう、耽美の一言に尽きます。そして、黒瀬くんの闇&病みっぷりが凄まじい…めちゃめちゃ執着してるのに、自分から求めることはせずに、城谷さんに求めさせる。城谷さんが自分のことを求めずにはいられなくなるように、コントロールしていく。支配的で、病的で、欲望に塗れている黒瀬くん、わたし史上最高の攻めです。そして、城谷さんがまた可愛らしい!そして無意識にエロいんです〜〜ズルいんです〜〜黒瀬くんにコントロールされている姿にも萌えますが、たまに黒瀬くんを翻弄するくらい純粋になるところもたまりません。これは傑作です。