ネタバレ・感想ありHearts ―灰とダイヤモンド―のレビュー

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芸能界もの
ネタバレ
2025年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ この短編も本誌で読みました。
アイドルになりたい少女達への奇抜なオーディション。
喜怒哀楽をそれぞれ現わせと。
ガッデーム!とプールにドボンする子がすごーく記憶に残ってますね。
それぞれ、その感情を表すのに人生を見させられて引き込まれます。
みんないい原石だなあと思ったのが印象深いです。
短編、というのがまた凄いなと。
けっこうながながやらないと話がまとまらなそうなのによくこのページ数でちゃんと勘当させてくれるなといつも感心してます。
こういう、演じるとは、の本質に迫る作品、作者の思慮が深くないと描けないと思うので尊敬です。
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作者買いです
2022年12月2日
過去作品ですが、読んでなかったのでポイント購入!
読んでよかった!
この方の引出しの多さには、感服します。
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短編集でもさすがの一言
2021年4月30日
田村由美先生の作品は何個も何度も読まさせていただいておりますが、個人的にこのHeartは一番と言ってもいいくらい好きです。
短編でありながら、こんなにも読み手の心を掴めるものなのでしょうか。驚きです。初見の時の読後の気持ちは忘れられません。謎のすっきり感と高揚感、それが心の中でずっとじわじわと持続する、そんな不思議な感じでした。
あらすじとしては、大手プロダクションの最終オーディションに残った4人の候補生たちはそれぞれ与えられた喜怒哀楽を演じる。
言葉にすると、なんてことなさそうなものですが、最終的に表現した喜怒哀楽へのそれぞれの答えは読み手にも強く伝えてくれるものがあります。さすが田村由美先生です。
こんなところで私が語るよりも読んでもらう方が、やはり一番なのでぜひ読んでください。
他2編、作品もありますがどちらもHeartと同じくとても良い作品です。
短編集だからと思わず、ぜひ読んでもらいたい作品です。
充実の短編!
2020年10月13日
田村先生ならではの、ストーリーの濃い短編集。他の作品のキャラクターの原案になっただろう人物もいますね。ファンなら必見。
喜怒哀楽の表現
2015年9月5日
本当の喜怒哀楽とは?考えさせられました。演技が演技であってはならない。
歯をくいしばった必死な顔が、楽?静かに口に微笑を浮かべて見せるのは、哀?気合いいれて決心するのが、怒?
短編集です。
2023年11月17日
田村由美先生の長編はみんな壮大な作品が多くて、読み応えがありますが、これは短編集のため、サクッと読めます。
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作家名: 田村由美
出版社: 小学館