ネタバレ・感想あり九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子のレビュー

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秀逸
2023年1月15日
SF、ファンタジー色の強い物語ばかり詰め込まれた今作。相変わらず九井先生の絵とマッチしていてどの話もレベルが非常に高い。定期的に読み返したくなるお話集でした。
思い出の作品
2023年1月13日
日常や人の心に寄り添ったこのファンタジー漫画を読んだのが小学生の頃。凄く印象に残っていて、大人になった今ふと思い出して読みました。昔は人魚の話が好きだったけど、今読むと絵描きのお爺さんの話が沁みます。やっぱり大好きな本です。
漫画読んでて良かった!×2
ネタバレ
2022年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大事なことなので2回言いました。短編集、7つの物語。壮大な竜の話かと思えば竜はただの獣でその周りに生きる人間の話だったり、狼男の荒々しい話かと思えば、母子の関係性の話だったり、可愛い人魚の話かと思えば、種の違いについて考えさせられる話だったり。一つの大きなテーマの話の中に人間の愛と哀が、それこそ竜の卵のように大切に温められて隠されているみたいです。それを見つける物語。素敵な短編集です。
7冊の素敵な短篇集
2022年10月24日
7冊の短篇集です。神様や人魚‥不思議で
クスッとなる話が満載です。読んでいると
世界観に引き込まれます。お勧めです。
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どこ切っても美味しい
2022年9月16日
作者買い。古い作品から順当に読んできました。
今までは振り幅が大きいというか色々模索してる感があったのですが、ここにきて現在の形に近いというか、短編にして完成度の高さを感じます。どれももっと読みたくて仕方がない。261Pもあるのに、あっという間に読み終わって目を剥きました。
竜とか人魚とかエスパーとか、ありがちファンタジーの題材が食べた事のない後引くお味に…。久井先生の描く絵もストーリーも世界観も大好きです。
特に “狼男” の話が、拡がりのある設定でツボりました。一冊丸々でも…いやこの物足りない余韻が良いのでしょうかね。色んな人にどの作品が好みだったか聞いてみたいです。
そして他にもザ定番なやつ、鬼とかヴァンパイアとかやって欲し〜い。
九井諒子入門書262頁
2022年7月2日
お手頃価格、7編から成るボリュームのある作品集。まだ、九井諒子を知らないのなら、この一冊から入るのがお薦め。
世界の作り方が上手い。
2021年4月14日
あたかもそれが常識であるかのように、漫画の中に世界を作ることがとても上手い。
一巻のみの短編集とは思えないくらい話がきちんと進みまとまる。
読み手を選ぶ作品ではないと思う。
面白い!
ファンタジー好きなら絶対読むべき!
ネタバレ
2017年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全7話の短編集です。
どのお話も本当に面白い!短い話なのに読み終わった後の満足感があり、繰り返し読んでしまいます。ホロリとする話や人魚の人権(?)問題、ふふっと笑えるシュールな話など盛り沢山です(^^)
個人的には、金なし白祿と犬谷家の人々が好きです。
中二病っぽさがないファンタジー
2016年5月30日
龍や人魚、神様など、伝説の類をおもしろく現代的に漫画にしたショートストーリー集です。全体的にギャグもそこそこ強めですが物語性がそれぞれ独立・自立しているので笑いに噛み殺されるようなことはありません。
どの話も絵柄のせいなのか、あっさりした中にも独特な雰囲気が漂っていて読みやすいのに内容は驚くほど不思議な物語ばかり。ついつい一気に読んでしまいたくなる世界観が素敵でした。
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作家名: 九井諒子
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX