ネタバレ・感想あり機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男のレビュー

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とてつもないギャップ萌え
2022年1月29日
一巻完結って微妙な作品に思いがちですが、
適切な要素が抽出・濃縮された名作が埋もれていたりしますよね…

物語は「アクシズ戦争」直後に、ブライトが秘密裏に呼び出され
審問を受けるシーンから始まり、その中で
「機動戦士ガンダム」から「逆襲のシャア」までの期間、
ブライトが当時を何を考え、そしてソレを今どう思うかが描かれています。

思いっ切り下世話に、身も蓋も無い言い方をしてしまえば
常に自分に厳しくあらねばならない立場のブライトが
気丈に振舞いながらも、心の中では弱音吐きまくりの
ギャップ萌え作品です。

子供の頃は、私はブライトが嫌いでした。
しかし成長するにつれ、小さい頃は聞き流していた
彼の19歳という年齢に驚愕するようになり、
ホワイトベースの置かれた状況の異常性や、
彼の双肩に掛かるあまりに大きな責任を理解するようになり、
やがては彼の未熟さに人間味を感じるようになりました。

本作で彼は、自分の前を通り過ぎた少年・少女達の
親であろうとしていたと吐露しています。

そんな彼が、過去の自分を悔やみ、揺れながら、
その遺志に殉じようとする姿勢に、愛しさすら感じます。

どうせガンダムを知らない人が見ることは無いでしょうから、
★5を付けちゃいますw
ガンダムU.C.後半の歴史をなぞった名作!
ネタバレ
2017年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ *一部作品の内容に関するコメントを含んでいます。


ブライト・ノアのファーストから逆シャアまでの回想録。UCにも繋がる話になっている。
ロンド・ベル隊の存在目的やブライトからみたシャアについても新たな視点で描かれている。
作画は好みが分かれるかもしれないが、数あるガンダム漫画の中ではかなりオリジナルに近く、
違和感を感じさせないはず。

逆シャアのあの光の謎に迫った作品として、ブライトが間近に接したニュータイプ達との対話を含め、
U.C.後半の歴史を辿る名作ともいえる。
宇宙世紀好きには楽しめる
2020年10月19日
この作品はブライト・ノア視点で初代ガンダムから逆襲のシャアまでを振り返る物語で、宇宙世紀知ってる人は楽しめると思います!読めばブライトさんをより好きになれるはず!
外伝的
2017年12月20日
ブライトノアの視点からの回想録といった話です。
特に新しい内容はないと思うのですが、なんとなくブライトの心情に共感してしまう自分がいます。
なかなか良いチョイス!
2016年12月3日
アムロやシャアのような主人公よりブライトさんのような名脇役が主人公の漫画の方が斬新で面白い!
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