三崎先生短編集。
カワイイ表紙とホッコリな絵柄で、ついつい油断してしまう。
詩の朗読でも聞いているかのごとく静かに淡々と進むのに、
瞬時に心を掴んでくるので
うっかり泣きそうになってしまうんですよね…
で毎度、そうそうこの感じだと心が動き出す
そのドキドキがたまりません。
人物が見分け付かなかったり、絵も少し特徴的ですが
他作に比べて読みやすい作品だったので
三崎先生が気になっている方には、是非にとオススメしたくなりました。
少し重めの『パンドラの箱』
その後が気になる望月と久藤くんですが、『2年3組の面々』にも絡んできますので、そちらもお読みになると良いと思います。