綺麗さらりな絵柄。絵のうまさや、キャラつくりがしっかりしてるので、初見で深く考えなかったら星5つけるのですが、
再読してみるとストーリーがフラフラしているのに気づいてしまう。表題作の狛犬探しも、初日にはめんどくさい捨ててこいと相手に狛犬投げて
その相手は一晩話し相手になってあげたくらい狛犬に優しくしてくれたのに、
次の日は大事なもの無くしたとき、ゆっくり探そうと言われるの嫌だろとか、一人で探すからお前はいいとか、なんで一晩でお互いの立場逆転してるのだろう。振り回してるのが告白された側で、好きという負い目ある相手が可哀想になってくる。
この作者さんの他の話も改めて読むとストーリーの背景に???となる事けっこう多い。セリフのノリで話を作るタイプ?そのノリ自体はとても上手いのに〜