じわじわ伝わって来る優しい世界観に癒されました。
大人だって、色々迷うよね、時には間違ってしまうこともたくさんあるよね。その都度迷ってその都度考えて、それでも間違ったりしながらも、一生懸命生きてるんだよねと、優しく語りかけてくれる作品です。
「間違ってはいけない」「母かくあるべし」な「社会の圧力」に、押しつぶされそうになりながらも頑張ってる人にこそ、読んで欲しいなと思いました。
迷える大人たちの中心には子ども(ゆうた君)がいます。ゆうた君、とってもかわいいんです。けどかわいいだけじゃなく、子どもだからこそ自分の大切なものをちゃんと知っていて、それに周りの大人も時には教えられたりしながら、一緒に成長していく感じもとても良かったです。