必要悪だとは思いますが、攻めのお兄さんが過干渉でちょっと常軌を逸している。
ので、攻めが着の身着のままで家出して、転がりこんだのがバリネコゲイ宅。泊める代わりに便利棒になれ、と。
セッ久するうち、お互いに情がわいて恋人昇格。その間、お兄さんが受け宅に押し込んで来たり、受けが過去の男の残像で葛藤して攻めを振り回したり、攻めが人間として成長します。
お兄さんは弟を保護したい気持ちと、愛情と、弟が自分なら離れていくのを許容出来ない気持ちを抑制できません。高圧的に弟を抑圧するところなど可愛らしく描かれていますが、普通にDVだし、フィクションだとわかっていてもちと苦手かも。
スパダリisDEADが本当に面白過ぎたので、同じテイストを期待してしまいました。スパダリとの共通点は、欠けたところのあるキャラが人間として成長する点。
セッ久シーンは、スパダリより多い気がしますが、あまり濃厚すけべを売りにしてる作家さんではないので、BLとして最低限度という印象です。