ネタバレ・感想あり緋の稜線のレビュー

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最高でした!!
ネタバレ
2023年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は戦後の厳しい時代を生き抜いていく物語かと思いきや、中盤からは「嫉妬」や「愛」が物語の壁になってきます。様々な生き方が描かれており、みんなが理想に向かって歩んでいく姿が良かったです!とても人間味のある話でした!
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作者読みです
2022年6月25日
イラストが、独特で…美しいです。ストーリー設定、展開もおもしろいです。時代背景と、ヒロインの強さ…戦争で、崩壊された街…病に侵された、サブキャラ…ヒロインとヒーローの間を…佐伯先生の作品は、喜びと哀愁…孤独感があって、人間の感情を、ひたむきに表現してます。
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激動の日本のなかを生き抜いた激動の女性
ネタバレ
2021年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなにハマった昼ドラはあったか、と思ったくらいハマった昼ドラ。
まさか、佐伯かよの先生が原作とは、と当時は驚きました。
あき姫のファンだったので、、、。
この頃って、昼ドラはブームになってましたよね。
そして、本当に面白かった。

瞳子夫婦の息子と娘の生まれた経緯のこととかを思うとお互いが好き同士で結婚したからって
物分かりが良すぎるというか、、、似た者夫婦なのか?とは思いましたけど、、、
そういう部分も昼ドラにマッチしてたんだろな。
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超大作
ネタバレ
2020年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昼ドラでも見ましたが、漫画はしっかり読んでなかったので、再読。
出てくる女性が皆たくましくて美しい!
そのくせ男たちが情けない・・・・。
怒涛の昭和史ですが、ラストの戦闘機が見つかったシーンはグッときました。
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ぜひ原作通りのドラマ化を!
2020年3月30日
佐伯先生の漫画としては、『あき姫』より長い、13年の連載作品。戦前戦後を主人公の瞳子だけではなく胡桃沢家の三人姉妹や、のちの彼女らの子供達をも通しての生きざまが描かれてます。戦場に出征する昇吾の留守をあずかる瞳子のたくましさや、義理の妹、和音のしたたかさ。胡桃沢の次女寿々子の戦時中の恋人との行動などetc. クライマックスが多すぎます! テレビドラマは東海テレビが放送したらしいけど、原作通りではなくて(ドラマは全く観てなくてあらすじのみ)N○Kに原作に忠実に作ってもらいたいな。実在する人物ではないですが。
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歴史好き
2018年12月5日
歴史好きにはたまらない作品だと思います。昔の情緒があり、切なく、やり切れない部分は沢山あります。それが醍醐味です。
大河ドラマ
ネタバレ
2018年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後まで読んでほしい大作です!昭和を生きる瞳子の濃すぎる女の一生。画も美しいです。ふみかの話では男性の不倫にはまる心情が分かり、読む度に続きが気になりました。
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「黙って見守る」事の難しさ
ネタバレ
2017年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦後の焼け野原から、嫁ぎ先の百貨店事業再建を目指すヒロインの一代記。
ヒロイン瞳子も、女優に身を投じる小姑の和音、戦争中は反戦主義者として特高に追われるも戦後ジャーナリストになる寿々子ら登場人物が皆魅力的。
百貨店再建や発展に駆けずり回っていたヒロインですが、物語中盤になると社長の座は息子に代替わりして、ひたすら見守る立場に転じる。並の経営者ならば代替わりさせても自分の方針を押し通し、その考えに添う者をトップに据えようとするもの。現実にいろんな企業で代替わりの際に方針相違をめぐってどたばた劇を繰り広げているのをみていると「黙って見守ることがいかに蒸すが香椎か」を痛感させられます
読みはじめた頃はヒロイン瞳子の魅力は百貨店再建へのひたむきさにあると思っていた。でも一番の魅力は「自分と異なる考えを受け入れられる寛容さ、過ちを認める潔さ」にあるのかもしれない
再読
2016年4月8日
10年以上前に読んだものの結末を覚えていなかったので再読。まさしく女の一代記的なストーリー展開です。いちど昼ドラになったことがあるけど、昼ドラと言うよりは大河。(性的な部分でそぐわないところはあるかも知れないが)
キャラクターの立ち方も秀逸。主人公の瞳子より、姉の寿々子のほうがわたしは好きです。
ぐいぐい引き込まれます
2016年1月18日
登場人物の誰かひとりに感情移入し続けれないと思います。
それは誰も人生ずっと正しく生きていく事が出来ないからです。
正しさが正解とは限らないし、外れた生き方のほうが誰かを傷つけないかも知れないから😔
守るべきモノをブレずに生きるのは並大抵の努力じゃないのですね。
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好きな作品ですが
2020年6月7日
読み応えのある作品です。が、自分も歳をとり現代なりの苦労を味わってから読み返すと、主人公の恵まれっぷりと仕事での上手く行き過ぎが鼻について浅くすら感じてしまいます。物語なら御姉さんか義理妹が主役の方が良かったな。主人公はただキリッとキメ顔かますだけだし。
露骨な作者の新之助びいきと昇吾への冷遇
ネタバレ
2021年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに魅力的な設定であり、読み応えはある話だとは思うが。しかし、瞳子と昇吾・新之助の関係やその後の展開に無理があるので、そこが引っかかり、私としてはあまり評価できない作品に。好きでもない幼馴染の新之助に押し倒されて妊娠した子供を生む瞳子の決断も理解不能だし。また、瞳子の夫の昇吾の決断も特にそうした印象が強い。自分の妻と無理やり関係を持った男の子供に自分の大事な会社を継がせるとか、あり得ない。どうしても他の男の子供を生むと言い張る妻とは離婚するのが妥当な決断。また、これも嫌なものを感じるのがいい夫だった昇吾が突然に淋しさから魔が差したように芙美香という女性を愛人にして、こちらも夫婦以外の間の子供を作ることである。これも愛してもいない新之助の子供を夫と離婚する覚悟までをして生むことにした瞳子の決断と同じく不自然過ぎるし、無理があり過ぎる。これで夫婦お互い様にして、夫を苦しめるのを知りながら他の男の子供を生むという自分の意志を貫き通した瞳子への読者の批判をかわそうとしたとしか思えない。実際にもこの件でも夫ではない、他の男の子を生む決断をした瞳子より、昇吾の方ばかりが批判される傾向のようだし。それに瞳子が仕事関連の男性に迫られても彼女の貞淑さをアピールしており、一層これにより昇吾の不実さを際立たせ、これも嫌ったらしい。それに他の男の子供を生んだ瞳子の行動もこれも間接的な不倫のようなものなのでは?という疑問が残る。新之助を男性として愛していなくても、彼に対して瞳子が何の情もない訳でもないようだし。新之助への異性としての愛情がなければ許されるのか?それにある意味でこれで新之助の瞳子への思いが一種の成就を迎えたようなもの。愛する女性と自分の子供を世に残すという。なぜこの作者はヒロインの夫である昇吾にばかり、厳しいのかと私は感じていたが。作者の他の作品の文庫の後書きによると作者はあまりこの昇吾には思い入れがなく、新之助の方がお気に入りとのこと。やはり、新之助の子供を瞳子に生ませたいばかりにこんな無理のあり過ぎる展開や設定にしたのかと思い、私はしらけた。この作者は新之助のような暗い情念や恋心を燃やす男が好みのようであるが。だから私とは好みが合わないようだ。また、瞳子への愛を理由に瞳子と無理やり関係を持った新之助の行動を正当化するのもいただけない。そんなものは本当の愛ではない。
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作家名: 佐伯かよの
出版社: eBookJapan Plus