ネタバレ・感想ありレッド 最後の60日 そしてあさま山荘へのレビュー

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加速していく暴走
2023年7月31日
「総括」とは死を意味する言葉ではないのに、集団心理のなせるわざなのか、ごまかしなのか、そのように機能し、かつての同志たちを次々に追いやっていく。
ある種の思想が、閉鎖環境下で先鋭化していくとどうなるかという悪夢のミルグラム実験が自然発生的に起こったという暗い歴史の事実。
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闇深い事件
2019年10月1日
関係者の手記を基にした、学生運動からあさま山荘事件までの集団心理が細かく描かれたまさに教科書。三部構成のうちの二部で、山岳ベースリンチ事件にいたる集団の狂気が丁寧に描かれている。
当時のリアル
2019年1月24日
史実にだいぶ近いと思います。
文や再現ドラマで何度も見たことだけど、その訳の分からなさごとリアルに漫画になっているよ。
山本直樹の作風ぴったりで素晴らしいと思う。
シールズとかしばき隊に共感する人には是非お勧めです!
日本人の暗部をえぐった史実作品
2018年10月27日
とにかく酷い話だが、史実作品として一見の価値あり。今はもう学生運動自体が現実としで時間的にもかなり離れた存在であるが、日本人の中に今でも強くある同調圧力をかける文化というのか性質のようなものが、大平洋戦争時代と変わらず起こっており、今の時代でも人をバッシングしたり、ひとたびマスコミや世論でパワハラ、セクハラ、差別的だなどの事実確定がなされる前から袋叩きに合う論調や有名人のSNSを叩くような面もある意味にていると感じて、日本人の負の側面を強く感じました。特に東アジア圏ではそのような傾向が強く、多様性の尊重なども言っている人間の何割がそのように考えてるのかも怪しいし、結局のところ絵餅のようにすら感じるな、と。個人的には読んでみることを勧めますが、内容は重く、史実であることがまた気持ちを重くさせますが、現実を直視し受け止めたい方向きです。
良かった
2022年2月27日
タイトルの違う前作品の続きですが、何故タイトルを変えたのか分からないくらい、話の途中からはじまっていて面食らいます。
とても良く取材してある点や客観的に描こうとしている点が素晴らしいです。
ただ、やはり心理描写は深くないので、私にとっては少し物足りなかったです。
閉鎖的な特殊な状況下で、普通の学生達が仲間に対して「総括」という名のリンチを加えるに至った精神状態なんかを知りたかったのですが…
でも、総括対象となった被害者達の暴行時の言動や状態や、どれだけ異常な状態だったのかを知るのに、とても良い資料だと思いました。
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連合
2023年8月6日
連合赤軍関係者の証言をかなり忠実に表現しているのが興味深いです。
理想を追求した結果がこれですから、人間はおろかだね
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ある意味良作。
2021年8月11日
エンタメとしては最低。読んでも気分が悪くなるだけ。ただカルトとか、ひと昔前に実際にあった「共産主義」に憧れ、北朝鮮に渡ったような奴等の思考というものの異常性を垣間見るという意味では価値がある。
リアル
2019年2月8日
リアルですね! 残酷な描写は少ないので、 この事件について知りたいけど、活字は苦手...な方にはオススメです。
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登場人物の判別が難しい
2019年8月8日
せめて、実名なら、読み進められましたが、人物の判別が非常に困難です。事前知識が充分にある私でさえ、登場人物の判別には苦労しました。漫画で表現するには、アプローチを変えたほうがよいと思います。是非、Wikipediaを見ながら、いや、Wikipediaだけでもいいような・・・
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総括?ってなんですか?
2019年1月13日
事件の名前は聞いたことあるなぁと思って無料だったので1巻を読んでみましたが、これ1巻だよね?って思うぐらい話が分からない部分が多すぎました。せめて説明文入れるとかしてほしいし、人に番号つけるなら全員に名前と番号書いて欲しいわ。誰の事言ってるのかわからない。
あとやたらに総括って言葉を連呼してるけどなんですか?使えばいいと思ってないか?ってぐらい総括総括言ってるw
とにかく訳分からない
主義
2018年5月17日
主義主張がドンドン曲がっていき、内ゲバ、リンチを繰り返す。山岳という閉鎖的な空間での異常な状態を描いた社会的な作品であるが、マンガで読むと息苦しいだけだ。
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