小学館発行の「小学○年生」で掲載されていてリアルタイムに読んでいました。孤児という設定、圧倒的なバレエの才能を見出だされて、つまづきながらも恋やら愛やら本当の母親を探したりとか、小学校低学年の私にはあまり内容は理解できなかったけど、ワクワクしながら読んだ記憶があります。
大人になってどんな話だったかな…と読んでみましたが、何という…か突っ込みどころ満載な話だな…という感想です。
「ママに会ったら一目でわかる!」とか言いきって全然あてが外れているし、ガ○スの仮面の○影先生まんまな師匠はでてくるし、故意に階段に油を塗ってバレリーナを転倒させ特に警察沙汰にならなかったり、舞台の袖からステージに無関係の人が主役を奪いに躍り出りでて何の騒ぎにもならなかったり、記憶喪失に急になって知らん人に家族として連れて(誘拐?)いかれたり…それ以外にもほいほい誘拐が発生したりステージ控えてるのに失踪しているし…??
まりだか真理絵だか百合絵だか小石川だか御園生だか…結局どれがどれなんだいっ?と思わず中山きんに君口調で突っ込みたくなる事案の連続で、とっちらかってるのを力業で最終話にまとめたかんじで、作者様の頭の中の心配をしてしまう程でした。
そんなわけで感想もとっちらかり気味です。
ただ、この作者様は当時「小学○年生」でバレリーナのまりちゃんの様々なシリーズを何作も制作されていたはずなので、そうなるのも致し方ないかな…と思います。
多忙を極め、タイトルの「ハッピー」は恐らく「ハッピ~(白目)」になっていたと想像できます。
本当は星2くらいですが思い出補正で星3にします。でもこの散らかり具合がたまにモーレツに読みたくなるんですよね…で「んなわけあるかい!」ってツッコミを入れるまでをセットで…。