家に全巻ありますが、久しぶりに無料分を読みましたがやっぱりいいです!
少女マンガとは思えないすごさ。
スケールはすごく大きい、日本全てのことなのにそれをトップとして行くのは普通の涙もろい女の子。
すごく強いわけでも、特別美人でも可愛いわけでもない所が、余計に人の心に寄り添える。
また女だからこそ、母性で人の心の中に入れる所がある。
それでこそ『運命の少年』なのではないかと。
3巻までは出てきませんが、『大切なものはいつも失ってから気付く』や『愛という字は心を受け止めると書く』等、たくさんの名言が出てきます。
ただ一点、ナギは最初から更紗が『運命の少年』だと分かっていたのか、タタラが『運命の少年』だと思っていたのか、途中矛盾点が出てくる所だけがどうもイヤ。
田村由美のマンガの中でこの話が一番好きです。
一気に読むと本当に泣けます。