ネタバレ・感想ありジュリエットの卵〔文庫版〕のレビュー

(3.5) 6件
(5)
1件
(4)
3件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
1件
独特の世界観
ネタバレ
2025年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いです。
孵らない卵を温める理由、そういった端々の言葉選びが情感的で印象に残ります。
白いコマがおおい、というようなレビューも拝見しましたが、わたしは必要な演出だと思います。むしろこの空白を余韻として楽しむ、想像する必要がある作品と言えます。言い方を変えるといわゆる「タイパ」は悪いかもしれません。昨今の読者に優しい作品とは言えませんが名作であるとは思います。
いいね
0件
萩尾望都のオマージュ?
ネタバレ
2025年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ これの前に連載された「少年は荒野を目指す」を、より明確な形で示した作品。
「荒野」であり得た、もう一つのラストが描かれている。
成るべくして成った、蓋然性の高い帰結だったとしても、少々辛い。

ところでロングストレートで芸術家の下田さん。

最終回「下田さんは飼育係なの」
このセリフではっとしたのは、
下田さんは、萩尾望都「メッシュ」の長髪画家、ミロンのオマージュではないかということ。
そして、孵らない卵は「エッグスタンド」からきているのではないかと。
これで、作者が何を描きたかったか、分かったような気がして、
辛いラストが少し、楽になったのでした。
まあほんの少しだけど。。。
(現在持っていないので確認できませんが、初登場の下田さんがミロンと同じ髪型だったと思います)
いいね
0件
好きです
ネタバレ
2020年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は結構好きな作品です。初めはピンときませんでした。多分吉野さんの独特のリズムみたいなものに慣れるまでは結構??となるかもしれません。特殊なお話ですし。でも読み返す度に、時を経て人との出会いや付き合いを重ねていくうちに共感する部分が多く、改めてすごい作品だと思いました。
あと、個人的に作者の絵がとても好みです。この絵だからこそこの話は生きていると思います。何気ないコマの絵でもすごく切ない気持ちになりました。

私も二卵性双生児ですが、一卵性とは違う、他人であり生まれた瞬間からの共同体である感じ、わかります笑。(一卵性同士ならここまで愛せないかもしれないですね)いつもどこかで繋がっていてきょうだいとも同い年の友人とも違います。
独り立ちし、双子の片割れから個としての自分を知っていくなかで、無意識にお互いの面影を補完しあっていたり、仲が深まったり、、もしかしたら双子に限らないのかもしれませんが、読んでいて共感していました。作中の台詞でありますが、確かに好きにもいろいろありますね。
ふ、震える、、、
ネタバレ
2016年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年以上前?もっと、、、?古さは否めませんが、話の内容が強烈です。主人公のフワフワした雰囲気で緩和されてるのかもしれませんが、全然ゆるくない。
3巻完結でお手頃な読みやす感はありますが、もう少し長くなっても、説明回があると、
わかりやすかったなと、思いました。
私は、嫌いじゃない!
呑気な美形ヒロインと乖離したうつラスト。
ネタバレ
2020年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ順番がコレー記憶の技法ー少年は荒野を目指すだったので、ウワーっとなってしまった。今だとどうやって雑誌に載る許可おりたの?と疑問のストーリー。画力は凄いけど、表紙見てももっと可愛いお話と思ってたら…。ジュリエットの負の連鎖が親子2代。留まらずにいっちゃった展開は、少年はーのアナザーラストだったのかと納得。学生同士の楽しい様子はうらやましいけど、ヒロインは可愛いだけが取り柄でそりゃ嫌われて、近親そうかんになるわけだ。親族ーおばさんらしき人もさっさと居なくなるし、ヤバい一族。
だだっ広い見開き多用は、ページが勿体無い。空ばかり、野原ばかりって当時流行ってたの?
読みにくい
ネタバレ
2016年6月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料1巻だけ読み。やたら絵が白く、台詞を多く散らばせてるせいで読みにくい。ボケた主人公にイラッとするときもあるがクズ兄貴が最悪。人間だけ血縁関係で子供作るのを避けると当時でも嘘っぱちな学説で悩むな。
レビューをシェアしよう!