絵の感じと、ヤクザものという雰囲気と、登場人物の台詞回しの独特なリズムに抵抗があったんですが、完全に食わず嫌いでした。すみません。
ファブルと呼ばれる天才殺し屋の休暇中のお話なんですね。
好きになれない要素は満載なのに、一気に最新刊まで読ませる物語の力が何かといえば、主人公の魅力! これに尽きます。
殺しの天才は人間的にも大きく欠けた部分を持ちながら、なぜか憎めない。
信じられないことに、だんだんかわいく見えてくる。
妹のふりした相棒ヨーコも、いい味出してます。
もうこれだけでご飯三杯いけちゃうんです。
なんか雰囲気とか絵がねーという女性にこそ読んでもらいたいです。