好きな作家さんのリーマンモノと思い軽い気持ちで読み始めて驚愕!間違ったのかとワタワタしました。目次を見ればちゃんと、超キチク特集のと記載がありました(汗)課長様シリーズの他、別カップル短編2話も特集モノ。
課長様シリーズは、完璧なヤリ手の新しい上司 早見×営業マンの部下 瀬尾のお話。上に書いたようにいきなり過激な展開。社内外問わずセクハラ三昧。だけど1話ごと仕事を絡めながら二人の関係が進展していくので、読んでいてそこは楽しかった。好き?と聞かずにはいられなくなった瀬尾への早見の反応と返しがいい。変態プレイをロマンとぬかす課長と彼に開発されちゃった瀬尾の二人がラブラブなのでひと安心(笑)全話飽きる程エロシーンあります。
デブッチョなおっさん相手の接待でセクハラを強要され、瀬尾の前で堂々と受ける早見の姿に驚いた。何事もやるからには本気なのね。キチク系の話ってキチクキャラがされるシーンって珍しく感じました。
「夜、上司は」
久賀×宮部課長の二人は夜は恋人同士で下克上。部下の野心も面白い。
「しばって好きな人」
緊 縛師の孫の戸叶×秋谷の二人は同期。ス
ーツの下に縄で縛られたまま出勤させられたり、祖父の様に自分を作品扱いされる事に悩む秋谷だけど、結局身も心も戸叶に縛られるのが快感のオチが面白かった。これ課長様シリーズで見たかったわ。
「描き下ろし」は、上記の六人総出のパーティ会場でのひとコマ良かったです。