読む順番があったんですね。前知識いれずに読んだので順番間違えました。本作が一作目、ルビが二作目、はだける怪物が三作目です。
暴力系の作品、重い作品は苦手な私。だいぶ前に立ち読みして『わーこれはムリ。痛々しそうで読めない』と思いスルーし、それ以降思い出すこともありませんでした。ところが今回のセールで目に留まり、もう一度立ち読みしてみたら『ん?なんかイケそう。読めそう』と心境に変化が。前回立ち読み時から色んなBLを読んだので免疫が付いたんだと思います。
感想ですが、暴力シーンは結構ありましたがそんなに重く感じなかったです。ちょっと語弊があるんですが、DVの対象の弓に個人的にあまり感情移入できず、DV受けてるシーンに心を抉られなかった、、。
そもそも『はだける怪物』から読んでしまったのもあってかんちゃんに感情移入してしまったんですね。
(本作のかんちゃんはとんでもないDV男ですが)
弓のキャラクターの説得力が弱く感じてしまってイマイチピンと来ないCP、お話でした。
弓が辛い時に笑ってしまう背景が本作だけではぼんやりしすぎだと思いました。(はだけるまで読むと多少分かりますが、それでも個人的には説得力が弱く感じた)
で、真山ですがこちらもキャラクターの魅力がイマイチ分からず。真山の中で弓が特別、弓の中で真山が特別になった経緯が薄く感じ、感情を動かされなかったですね…。
本当は掘り下げたエピソードがあったのがもしかしたらページの都合で短くなったのかなぁ…もっと弓の過去とか真山の感情とか読みたかったです。
☆3.5くらいです。