面白くて6巻まで声を上げて笑いながら一気に読みました。魔界に人間の三歳児が迷い込み、三魔王や魔界を振り回すお話。
これ視点と設定がいいんですね。叔父の立場の作者さんの視点で代理パパ達に子育てをさせる設定なので、第三者的な立ち位置が生きていて気軽に読めて。子どもの可愛さと大人の戸惑いと愛情が純粋に伝わるストーリーは爽快感があって良いです。
育児漫画は子ども可愛い♪だけでは済まない展開が多いので好きじゃなくて読まないのですが、一味違うこの作品を避けないで読めてホント良かったです〜♪
マリスの可愛さと三魔王の親バカぶりとビッグ・バンじぃじの無責任で美味しいとこ取りとかすごく楽しい。三魔王の役割のバランスが良く、登場人物みんな好きです。
マリスの魔の三歳児あるあるもよく作者さん見てるなぁと感心する場面だらけ。マリスが積み木を延々と並べるシーンはうちの息子達はミニカー200台で連日やってました(笑)ブロック踏むのも、あれホント痛くて泣ける。
魔族より成長の遅いマリスが5を数える事が出来て、三魔王がハイタッチするシーンがカッコ良くてジーンと来てお見事でした。
二万二千回目の結婚のダーク・ナイトに赤ちゃんが生まれ父親の自覚する展開や男性の育休にも触れていてなかなか奥が深いです。ダーク・ナイトの落ち着いた良き夫っぷりも魅力的。予告はカッコいいデス・マスクにぃに にも恋の予感?楽しみです。タイトルもナイスです( *´艸`)