ネタバレ・感想ありさよなら、僕が愛した人のレビュー

秋月ルコ

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璃愛さん

(女性/30代) 総レビュー数：604件

作者買いです

2015年9月1日

この人の絵が好きで作品は全部読んでます。待望の新刊でわくわくして買ったけど正解でしたー！

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ヒロさん

(女性/40代) 総レビュー数：1292件

絵もストーリーも良かったです。

ネタバレ

2022年7月19日

このレビューはネタバレを含みます▼ 大学教授の鳥海、過去に恋仲にもなった元生徒で今は塾講師の三隅、鳥海のお気に入りの研究生の鈴谷。
鳥海は今は妻帯者だけど恋仲だった三隅とは今も友人としてのお付き合いで落ち着いていました。
ある時鳥海に助手を頼まれ断れず引き受けるけど、研究生として在籍する鈴谷と話して、鈴谷が鳥海に片想いしてると気づき、自分みたいに傷ついて欲しくないからと初めは同情から慰めるようになります。
鈴谷と体を重ねるうちに自分に気持ちが傾いてくれたらいいのにと思い始めた三隅。
三隅と鈴谷が仲良くなるにつれ寂しい気持ちと三隅に嫉妬をしてしまう鳥海。
妻帯者であり鈴谷の気持ちに気づいてる鳥海は世間体や地位、そして離婚してまで鈴谷に応える覚悟はない、ノンケだからというのもあるのかもしれないけど留学を理由に距離を置くことを決意。
三隅は鳥海と鈴谷が両想いならもう自分は必要ないと気持ちに蓋をして助手も辞めてしまいます。
確かに鳥海に恋してた鈴谷だけど恋よりも憧れの方が強かったのかもしれなくて、慰めてくれていた三隅がいなくなる方が辛くて仕方なくなっていた鈴谷が三隅を追いかけ告白。
確信は出来ないけど気持ちは向き合ってるからこれからちゃんと愛が深まっていけばいいなと思いました。
鳥海の考え方は正論だけど三隅に鈴谷を託そうとしたり、距離置こうとしたりちょっとズルいなと思います
三隅が鈴谷と幸せになってくれたらいいなと思いました。

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