坂本にはある秘密があった。
ヘルプデスクの仕事を終え、家に帰る。
人里離れた一軒家。
鍵を開ける。
地下におりる―――
この作品はレビューもあらすじも見ずに読み始めるのが正解。
センシティブです。読みながら心臓がバクバクした。
そしてこう終わるのか…本当にストーリー展開が巧すぎる。
タイトル作品のほかに、「LOVER SOUL」という短編が入っています。
この短編が……(絶句)。
あまりのすごさに言葉を失う。
濃密な愛と死の世界。
愚かとも狂気ともとれる二人の世界に、心を奪われる。
好みは分かれる作品かも。私はドストライクでした。
かなり強烈な作品。