雪降る寒い冬からヒマワリ咲く暑い夏の季節にかけて、ふたりの関係が築かれていく様子が優しく柔らかに描かれています。作者さんのあとがきから、おっさんと男子高生の少女漫画のような恋・・と。。。山田26歳も十分若いし笑、高校生の頃って26歳はおっさんというより年上のお兄さん的な印象があったような?(遠い記憶ですが・・) 作者さんの意図するようには読めていないかもしれないけれど、まだ未熟な20代と10代の恋、戸惑いながらも想いあっているふたりの様子にあたたかい気持ちになれました。作者さんが一生懸命ご自分を奮い立たせて描かれたという様な作品は好印象に思えますし優しさがあふれている絵もとても好きです。「僕らの食卓」の後に読んだ作品でした。2015年5月/全232頁(1~6話+少年と山田+あとがき漫画有り)