キュンキュンで甘~いBLはもちろん大好きです。が、この作品集はそれらとは真逆な話が詰まった1冊でした。
明るく人気者で日々を楽しんでいる(ように見えていた)高校生を描いた第1話は衝撃のラスト。
第2話の『夜に飛ぶ』は、ノンケ男性を恋人に持つゲイの男性の葛藤を描いています。
一昔前に比べたら同性カップルに対する認識・理解もかなり進んでいる、とはいえ
どうしても人の目が気になってしまう…という。
ただ、この話だけが唯一のハピエン。未来に希望が見えるエンディングが感動でした。ほんと良かったです。
一番最後の『スプリング・エフェメラル』は切ないです。ほんと泣けます。
そしてこれ、現実でも最も起こり得る事のような気がしました。
幼馴染でクラスメイトの司を好きになってしまった主人公・空くんが、あまりにも不憫で…辛い。
司くんも友達思いのすごくいい奴なんだけど。
心に残る、考えさせられる4篇でした。買って良かったです。