ネタバレ・感想あり少年は荒野をめざすのレビュー

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色褪せない
2023年5月31日
ちょうどリアルタイムでこの世代だったんですが、人気があるのは知ってたけど、周りで読んでたり持ってたりする子が居なかったんで読む機会がなかったんです。(今みたいに試し読みとかネカフェとかなかったしね)
初めて読んだのは二十歳の頃、めっちゃハマってしまいました。なんでもっと早くに読まなかったんだろ?でも15、6歳で読んでたら感化されすぎて大変だったかな?
なんて思ってました。ちょうどサリンジャーのライ麦畑でつかまえても同時期に読んでいて同じことを思っていたのを覚えています。
あの頃読んでたらちょっと辛かったかなー?
でも、今の若い人たちには多感な頃に是非読んでほしいかな、とおばちゃんになった今では思います。
もちろん、年とってからも何回も読み返し続けてる作品なんですけどね。
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多感な若い頃を思い出しました
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 連載当時リアルタイムで読んでいたのを久しぶりに発見して読み返しました。主人公が中3〜高1の多感な期間の物語に幼少期の思い出、感情が織り交ぜられていて、共感したり、すぐ理解出来ず何度も読み返し愛読していました。好みは分かれるかもしれませんが、私にとっては何年経っても発見のある、味わいのある作品です。
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さすが吉野朔実
ネタバレ
2021年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分のジェンダーに確信をもてていない少女、小説を書く中学生(母親も小説家)という設定が面白い。過去の少年の真実がわかったあとどうするのか。途中で定番の恋愛物になりそうで危惧したが、最終的には納得のいくエンディングになった。大満足。
初期の作品。青春期の繊細な心情が秀逸
2021年10月4日
初めて吉野先生の作品で読み、以来ハマって先生の作品を書籍で集めまくりました。
他の少女漫画家さんとは違う、繊細な線で描かれる個性的な世界。その後の作品ほど過激さはないので、吉野先生に興味があれば、ぜひ。
名作
2016年5月27日
何度も繰り返し読みたくなる名作。
主人公を取り巻く仲間達がとても魅力的。どちらかと言えば、主人公よりもサブキャラのが好き。
かなり昔の漫画だけれど、色褪せない感覚があります。
もっと吉野さんの漫画が読みたかった。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ジュリエットの卵のアナザーエンド
ネタバレ
2024年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちゃんと少女漫画的に心中で死なせなかったところはセーフ。雑誌ぶーけでやたら人気があったけど、大人買いでようやく読めた。
文学的な登場人物とやたら芸術的背景。この作者自身の投影なのか、主役はいつもくるくる天パのモテモテ自覚ゼロの美人薄命らしい。
最初に後の作品の「ジュリエットの卵」の表紙がキレイで購入した。文庫版だったので、何やら後書きに著名な人の感想文が入っていた。主役は悲劇の兄妹近親の双子が親と同じように近親者同士の愛で破滅に堕ちていく…。大筋以外は魅力的キャラが、彼らを悲惨な最後をむかえるとは思えない学生時代盛り上げをしていた。読み終えて、デッドエンドにするなら何でって感じ…。初期のこっちの終わり方が少女漫画故にバッドエンドさせられず本当はこうしたかったのか?という布石だったのか…。まあ、死なない方が読んで報われる。ジュリエットは読んで疲れた。絵が背景ばっかりだし。誰も彼らを救えなかったって読み終えて虚しい。
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モラトリアム
ネタバレ
2021年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 星空の下で遊ぶ二人の絵が美しい。あとは卒業式のシーンのモノローグも大好きだな。
二人だから死に向かうというのよくわかる。
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