このレビューはネタバレを含みます▼
作者の初連載作品です。
当時とても楽しく読ませてもらってました。
りぼんらしからぬ疾走感のある作風は新鮮でしたし、個性的な絵も魅力たっぷりでしたので、この作品でファンになった読者も多かったのではないでしょうか?
話は少しズレますが…当時のりぼん本誌には読者コーナーがあり、そこに掲載されていたチカちゃん(イ・オ・ンの愛読者)のエピソードがすごく印象に残っています。
チカちゃんは主人公の依音が「イ・オ・ン」と唱えるシーンが気に入っていたらしく、自分も同じように名前を唱えてみたいと思ったそうです。でも自分の名前はチカなので二文字。名前が三文字でないと語呂が悪い。そこで名前の最後に「ン」を足して唱えてみることに。すると「チ・カ・ン(痴漢)」となってしまい…というエピソードでした。なのでこの作品を読むたびチカちゃんのことを思い出します。