きみと見た ほうき星を探して【描き下ろしおまけ付き特装版】
三月えみ
このレビューはネタバレを含みます▼
この作品を読んで、昔の自分を思い出して身悶えしてしまった。単純に河合くんが旦那に似てるのもあるけれど。
わかる、わかるぞ。
どうしようもなく好きなんだけど、傷つきたくないから虚勢を張って、諦めよう試みたり、友達のままなら永遠にこの関係続けられるんじゃないかとか、でも、ダメだ、好き過ぎる。
距離ができると平穏に戻るのだけれど、距離が近づいた瞬間に燃え上がる。
相手に好きだと言われても、素直に受け入れられず、気持ちに温度差があるんじゃないかと疑って号泣したり。私と同等の好きでなければ許さないと妙に強気だったり。
急に呼び出したり。突き放したり。
無茶苦茶だった自分を思い出した。
よく旦那、私と付き合う気になったなぁ。
あの頃を無茶苦茶だと思えるのは、もう関係が成熟して愛情が確立しているからなのだと妙に納得してまった。
いいね