このレビューはネタバレを含みます▼
総ページ数254とかなりボリューミーで、読み応えもあり良いお話でした。陵さんカッコいいし、歩君も可愛いw でも陵さんの闇は思った以上に深かった。序盤に出てきた勇一の、陵さんをシーグラスに例えたセリフ。この時にはすごくいいセリフだなぁ〜、このセリフで陵さんオチちゃったのね〜なんて思っていましたが、実はこの時の陵さんにとってはすごくカンに触る言葉だったんだろうなぁって後で気が付きました。色々と深い所まで描いてある作品なので読み直すとまた発見があるんじゃないかと思います。作者様のあとがきページにチビ陵さんを抱っこする勇一のラフがありました。きっと陵さんはこんな風に子供に戻って勇一に一から満たしてもらっていくのでしょうね。大人気なく歩君と勇一を取り合いながらワイワイ過ごしている姿、微笑ましいです。