テンカウント
」のレビュー

テンカウント

宝井理人

独特の雰囲気

ネタバレ
2018年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ カウンセラー×潔癖症です。
もともとこの作者さんの話が好きだったのと、私自身が強迫性障害なので読んでみました。
1巻が出たときに読んで気に入り、それから新刊が出るたびに購入して読みました。

絵がこの方独特のタッチで美しく、見応えがあります。
ストーリーについてはなんと言ってよいのか…。とりあえず、読み終わった感想は「良かった」です。

強迫性障害については、わりあいきちんと描写されていると思います。実際とは違う部分もありましたが、ストーリーの盛り上がりや理由付けにはこのように描いたほうが良かったのだろうな、と思いました。

強迫性障害を持っている人は孤独です。
主人公は、病気を含めた自分を理解し愛してくれる人を得ることが出来て、良かったなぁと思いました。
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