テンカウント
」のレビュー

テンカウント

宝井理人

心の救済

ネタバレ
2018年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 臨床心理士×不潔恐怖症
潔癖症の治療過程が物語の大筋ですが、過去にトラウマがある2人が少し依存し合いながらお互いを補い合うように心を通わせていく様が、人の心の薄暗いところを覗くような気持ちにさせます。
不安定で、見ていてハラハラしますが、それが宝井先生の繊細な絵柄で緩和され、最終巻では2人のトラウマも解消され、これから晴れやかに過ごせるのではと安心できます。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!