呪術廻戦
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呪術廻戦

芥見下々

少年漫画と青年漫画の間、ギリギリ(主観)

ネタバレ
2018年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなかにショッキングなビジュアル、台詞も出てくる。
呪いと人間、大人と子ども、さらなる新しいキャラクターの登場によりこれらの対比や関わらせ方が次第に濃くなっていく。
1~2巻よりホラー味が増していると思う。

人も呪いも、醜い部分を容赦なくさらけ出す。このあたりの目を背けたくなるような表現が本当に上手い。
それでいて絶妙に笑いを挟んでくる。

各話の間にはいつもの解説などが入ってくる。
ただ今回のは一部、個人的には少し印象が悪かった。
ページによっては手書きの字面がかなり読みにくい。0巻も同時刊行だからか、よほど殴り書かないとならないほど押していたのか?


最後のおまけ漫画は作者ネタで続くのだろうか?
(最後に開き直ってしまう辺りが少しこれも気にはなる)

あと本体表紙の雰囲気が好きだ。半分これが見たくても読んでいる。
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