このレビューはネタバレを含みます▼
いきなり行き倒れていきなり兄が現れる。兄の動きが描かれていない。荒川ジムに居た話も口頭だけ。宗教団体の幹部に心酔したことも。宗教団体の幹部が無駄に勁を追い詰めたのも中途半端で、その後畳み掛けるようにあっさり事件が解決してしまい拍子抜けした。勁の心理描写は独特でとても上手だった。世界感も素晴らしいのに矛盾が気になり残念に思った。ユタカの家から出る前に伏線を張ってあれば良かった。宗教団体の話は最初から決まっていたストーリーではなく、突然思い付いてねじ込んだのでしょうか?