夜を走り抜ける
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夜を走り抜ける

湖水きよ/菅野彰

これは面白い!!

2019年1月30日
完全ストーリー重視、一巻は直接的なエロはありません。テーマが美術で専門性が高く、主人公の美術商も彫刻家も芸術家肌ですが、無駄に浮世離れし過ぎてる訳ではなく、読者が共感出来る範囲で芸術家肌なのが良かったです。絵も硬派なのに色気があり作中の空気感がよく伝わってきます。原作者さんがあとがきで「自分と湖水先生は作家性が異なり、良い所は離れているが、ほんの小さな、2人が重なり合うベストな場所を見つけられた」と仰っていますが、両先生の作品が初見の自分にとっては、このお2人以外は考えられない程最高の組み合わせだったと思います。続きが楽しみです。
<完結後の追記>最後までずーーーっと面白かったです!キャラも魅力的、ストーリーも独創的、絵も美術作品にぴったり!こんな素敵な作品が2巻で完結なんて…もっと長く続いて欲しかったー!(泣)いやでも過不足なくまとまってて大満足の内容でした!
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