このレビューはネタバレを含みます▼
天使が中学生なのでエロ無しかな..?と少しガッカリしながら読んでいたのですが、そんなことどうでも良いくらい尊かったです。いやもう読み進めるにつれてこの2人をそんな邪な気持ちで見ることはできません。未だに涙が止まりません。
天使が幸紀以外の人間に見えていないシーンや天使が消える前の伏線も素晴らしく、この200ページ程で幸紀と読者をここまで落ち込ませられるはらだ先生に感服です。
最後の結末も悲しいけれど良かったです。止まり木のラストとはまた違いますが、幸紀や周囲の人間がしっかりと自分の人生を生きていて泣けます。天使のおかげですね。素晴らしい作品、本当に感謝です。
良い意味で、この作品はBLではなく家族愛とかそういう類のものに近いかなと思いました。止まり木はがっつりBL色でそちらも大好きです。はらだ先生に感謝を込めて。
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