このレビューはネタバレを含みます▼
何年も前の自分のレビューを見て、あぁ…やっぱりね…という感情に。まさにこの物語自体に通ずる重要な部分であると思いますが、子どもの頃には気付けない、大人になって世の中を知るまでは気付けない・分からないことって確実にあります。
はらだ先生の作品は好きですが、この作品には色々と疑問が残ります。
BL作品として、あくまでもファンタジーとして消費しているから読み手の感覚が麻痺しているのかもしれませんが、主人公の性別を女の子に変えたら、ページを捲る手が躊躇するのでは無いかと思います。
問題点を濁したまま、私たちのための物語として、娯楽として消費していいような題材ではありません。
何故こんなにも世の中で小児性愛者が非難されている のかを知るべきです。