ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版
性と承認と愛と





2019年4月29日
BLは多くが、登場人物は十分性的であることは前提にあって、それと別にストーリーが進むものですが、この作品はその「性」がテーマ。
レスの悩みを持つノンケとゲイが偶然が重なり出会い、「性により承認されない」宙づりの気持ちの辛さを共有し、愛が生まれていくのがとてもドラマティックです。性的承認を求める気持ちが性的指向すら超えてしまう瞬間のシーンは息をするのを忘れたように読み進めてしまいました。受けが同棲していた幼馴染が、なぜ同棲していたかそして何故同棲していたのに性的関係を持てなかったか、そういう背景も描かれててとても辛い気持にもなります。スピンオフも読んでようやく落ち着いたぐらい。読後の充実感がすごいです。
レスの悩みを持つノンケとゲイが偶然が重なり出会い、「性により承認されない」宙づりの気持ちの辛さを共有し、愛が生まれていくのがとてもドラマティックです。性的承認を求める気持ちが性的指向すら超えてしまう瞬間のシーンは息をするのを忘れたように読み進めてしまいました。受けが同棲していた幼馴染が、なぜ同棲していたかそして何故同棲していたのに性的関係を持てなかったか、そういう背景も描かれててとても辛い気持にもなります。スピンオフも読んでようやく落ち着いたぐらい。読後の充実感がすごいです。

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