このレビューはネタバレを含みます▼
「自分の岐路を自分で決断する」というのは、それによる変化が大きければ大きい程勇気が要りますが、変わる選択をする人、留まる選択をする人、それぞれの物語が、時代設定やアーミッシュという特殊な設定に、切なさを交えながら上手く織り込まれていて、読後暫く、映画のエンドロールを眺めるかのように最後の頁を見ていました。テオが心の成長とともに、覚悟の伴った表情になっていき格好良かったです。これからも是非良い作品を生み出していって頂きたいです。素敵な物語をありがとうございました。