このレビューはネタバレを含みます▼
とても丁寧に、登場人物の気持ちが描かれた作品で、麻子ちゃんも名取さんも、一生懸命なのが絶妙にステキです。どのページからもお互いが相手の事を大切にしたい!という気持ちがビシバシ伝わってくるのが、無理なく気持ちよく感情移入できるポイントかと。
一巻からすんなりと麻子ちゃんになって名取さんにクラクラしたり、別のページでは、名取さんのもどかしさを堪能したり…四巻までいくと、最早私も大蔵部長の気持ちでニヤニヤが止まりません。
この作者にかかれば、エロでさえも、二人の距離感を表すエピソードです。キュンキュンです!なので「今、何故この流れで?」っていう無理矢理なエロが苦手、だけど大人の恋愛を堪能したい!というあなたにオススメします。
個人的には、読み込めば読み込む程、第1話の二人の距離がグッと縮まったあのシーンから、麻子ちゃん家にステイするまでのストーリーがやたら気になる!あのシーンから麻子ちゃんの「初めて」に持っていける名取さん……デキル男のそのテクを是非見たい!!