累る-kasaneru-
」のレビュー

累る-kasaneru-

凪良ゆう/笠井あゆみ

切なく深い再読も趣深い

2019年8月17日
暗く切なく、何が起こっているのか、どこに繋がっていくのかわからず、読み進むうちに、夢と現実、前世と現世、過去と現在の様々な出来事が組み合わさって、迫る緊迫感もあり痛々しいシーンもありで結末へ。読み終わってからも色々なシーンを思い起こす、後を引く作品です。笠井先生の挿絵も相乗効果で、再読して違った角度からの切なさを共感したりもいいですね。
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