BANANA FISH
」のレビュー

BANANA FISH

吉田秋生

名作という他ない

ネタバレ
2019年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはもレビューいらないかもというくらいの名作です。
アッシュ、美しい青年。恐ろしいほど頭が切れ、しかし不幸な生い立ちを持つ。

非常に古い作品ですが、未だに色あせません。
ストリートの少年ギャングのヘッドという裏側の世界にいるアッシュと、人を信じ、アッシュを信じ、支えようとする英ちゃん。

バナナフィッシュというタイトルになった薬の謎を追うというサスペンスですが、アッシュと英二の恋にもにた絆を描いた作品。
ラストが苦しいですね。しかし別の世界に生きる二人には、あのような形しかなかったのでしょうか。
ぜひ番外編ともいうべき20巻も読んで欲しいです。作者さんのいうように、まさに鎮魂歌。
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