けものあそび
」のレビュー

けものあそび

もちの米

愛がある

2019年8月31日
暴力的な表現が多いにもかかわらず、暗かったり病んだりはしません。2人が自分自身の暗い部分と向き合い成長していく。暴力がある関係なのにお互いの存在のおかげで救われるというか。作者が、攻めが受けを好きになる理由の部分について書いてますが、これだけ暴力でしか解決して来れなかった攻めの存在を受け止められる受けの人柄って、好きになるに充分すぎる要因じゃないかなぁと思います。暴力表現があるのに読んでて苦しく感じない、色っぽく愛おしい気持ちになる不思議な作品。大好きです。
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