このレビューはネタバレを含みます▼
もう1巻からクライマックスという言葉が似合うぐらい内容が最初から濃くて、亜姫と薄星だけじゃない周りの人達の人生も掘り下げているから次の巻を読むたびに泣いて泣いて、涙が止まらなかったです。
みんな誇りを持って生きていたけど悲しすぎる…。
亜姫の人生が辛すぎて、また最初から読みかえすのは無理でした。
せめて亜姫が薄星の子供を産んでればまだ救いがあったとは思うんですが、それではダメだったのでしょうか…。
薄星がいなくて、平和になっても退位することが叶わなくて、倒れるまで女王やらされて……思わず亜姫お疲れ様って言いたくなってしまいました。
1番の名作ですが私はこれをまた読むことはないので、心の中にしまって宝物にしたいと思います。