Iroha先生の作品





2019年9月9日
は当たり外れない。全部読ませて頂いてますが、どの作品も、個性的で魅力的なキャラクター、巧みな心理描写、引き込まれるようなセリフ、ストーリー性が深く独特なプロット、美しい絵、切なくさせる雰囲気、、に溢れていて、何度も読みたいと思わせてくれます。ただ今回のは切ないを通り越した病的な暗さが垣間見えて、果たして楽しんで読めるのか、、と一瞬購入を躊躇いました。結果問題なし。救われなさそうな二人がしっかりお互いを通して救われていくその過程が見事に描かれていて、実際の絡みが少なくてもこの物語はそれでいい、と最後には疑問なく思わせてくれました。主人公のくるくる変わる表情だけでも十分愛が伝わってきます。やっぱり買って良かった。

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ameliamillie38112 さん
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