このレビューはネタバレを含みます▼
表題作のみ、切ないけど読後感は幸せになれる作品です!その日暮らしのβのリアム×αのみの上級家庭に産まれたΩのオリヴァーのお話。リアムはある日、兄の身の回りの世話をする仕事を引き受けないか、と誘われる。そこで出会ったのは手術で番はがしをされたためフェロモンが出なくなってしまい、一年中ヒートで衝動を持て余すオリヴァーだった。仕事とはオリヴァーの夜の相手をすることで〜、という感じ。お話はお話なのでえろは多め、修正は白抜きです。中世ヨーロッパ風のバックグラウンドがいい感じで、オリヴァーの素朴な所とかそのままの姿に惹かれていくリアム、そして、ありのままの自分を受けいれてくれるリアムに惹かれていくオリヴァー。純愛で素敵でした。
オリヴァーの過去のお話とか最低の元番のお話とか、切ないけど、色々な事情があり、出会った2人がきちんと幸せになれるラストで感動しました。いっぱい傷ついたオリヴァーが幸せになってくれて本当によかった!