ゲゲゲの家計簿
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ゲゲゲの家計簿

水木しげる

貴重な伝記漫画😄

ネタバレ
2019年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日本漫画会のレジェンド、水木しげる先生がラバウルの戦争から帰還し、日本で職を転々とした後に、アパート経営の傍らで紙芝居作家を始めた昭和26年6月から講談社児童漫画賞を受賞して人気漫画家になる昭和41年6月までの極貧生活を漫画化した作品です😊
漫画の元となった家計簿をつけていたのがこの期間らしく、アパート経営からアパート売却まで数10ページという感じで、展開も早く、また、毎月毎月収入があるのに月末には手元に1円も残ってない生活(むしろ度々質屋でお金を借りるような極貧生活)が、鬼太郎テイストで書かれていて、辛い生活なのにそれが凄く面白い内容でした😄👍
各話の間には水木プロダクションのゼネラルマネージャーであり弟の幸夫さんのインタビューや、ゲゲゲの女房で有名な奥さん布枝夫人のインタビュー等もあり、ゲゲゲのしげる好きにはたまらない一品です😉
極貧でも明るく、自分の才能を信じて貫き通す水木しげる先生に勇気を分け与えて貰える、そんな作品でした😊
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