このレビューはネタバレを含みます▼
美食と言っても、焼いた肉(フライパンで)、おかゆ、鍋、シチューと22歳一人暮らし新人レベルの料理です。その分、転生先の食べ物を魔核から出るヤバい霧で激マズ・浄化しても無味にして下げまくり、自らは上手い魔物のシメ方がわかる能力、穢れない能力を持つ事で、現世ではいたって平凡なのに、相対的に美食・料理上手・聖女という事になっています。2巻にしてさっさと結婚するわ、仲良くなった少年は新天地に行ってしまうわ、この先どうやって続けるのかなと思ったら完結でした。このノリでダラダラ続くなら低評価にと思いましたが、潔い終わり方で、作者も書ききる事が出来たと言っているので、まあぼちぼちですかね。