最強の鑑定士って誰のこと?
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最強の鑑定士って誰のこと?

不二原理夏/港瀬つかさ/シソ

ひたすらほのぼの乙メン生活

2019年12月15日
異世界モノの中でも相当ユルい、超絶ほのぼの物語。魔物と戦うこともなく、勇者や救世主になるでもなく、チート能力の鑑定眼もほぼ食材の目利きにしか使わず、醜悪なゴブリンも半裸なエルフも出てこず、現世の知識で人々の命を救うこともない。乙メンな男子高校生が、小さなコミュニティの中で居候という名のおかんライフをおくるだけの、ひたすらほのぼのしたお話です。
その上、ライスや醤油、コンロにオーブンレンジも普通に存在しているので、美味しい和食を作るにもなんの苦労も致しません。異世界メシモノで一番大きな問題、それが醤油と米だといっても過言でないのに…w他の主人公は商人に探してもらったり現世から召喚したり精霊に探してもらった豆で一から作ったりそもそも現世と行き来が出来るようになってたり醤油味の別物を発見して代用したりして工夫してるのにwwそのくせじゃが芋を油で揚げただけで新鮮に驚かれるとか、ここの食文化は発展してんのか未発達なのか、どっちなんだとww
でもまあ主人公が真面目で乙メンな男子高校生で、恋愛要素とかハーレム展開とか一切すっ飛ばして純粋におかんパワーで懐かれていくだけなので、今のところ醜いものは何一つ登場しませんし、絵柄もたいそう可愛いらしいので、凝った設定とかいらんからひたすらほのぼのしたい!という方にはよろしいかと。
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