アルテミスの揺籠 オメガバース・結びの運命【イラスト入り】
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アルテミスの揺籠 オメガバース・結びの運命【イラスト入り】

水樹ミア/コウキ。

こんなに心うたれると思いませんでした💦

ネタバレ
2019年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三部作一気読みで唯一涙が溢れ、読了後繰り返し読んだのがこちらアルテミスです。ロミジュリなメイン二人を中心に前作同様オメガバース設定が非常に活かされた怒涛の展開でした。キャラデザもドストライクで、サウロのシアちゃんを思い出す雰囲気もありつつ“静”の雰囲気が伝わってきます。オリカはキャラクターが魅力的で三部作の攻様中でダントツに好きです。同盟国に外交官として滞在しているのにも関わらず能力が落ちる可能性のある薬を過剰服用してもサウロの傍にいることを選択する想いの強さ、優しさ…。ラストではサウロのピンチに彼はそこにいないのに、残していった彼の愛により守られる場面では泣かされました。また文脈の描写もわかりやすくオリカがいなくなったあとのお部屋も、塔の上から二人がみた世界の広さも私は見たことはないのに想像ができて何としてでも白国から二人を脱出させなければと謎の使命感を覚えました。ラスト緊迫シーンではサウロと一緒に首を押さえたくなり、『もうだめなの~誰か~』からの後光on攻様登場がかっこよすぎです!黒国は夜もライトいらずですね、αさんのおかげで。次作でちょろっと未来の描写があって白国のΩさんたちは解放されたのね~サウロ頑張ったね~と思えるところがあったのですが真相がわからないので、二人(とモネちゃんともう一人?)は1つの家で過ごすことができたのか等も含めてラブラブな二人とか何らかの形で見たいですね~😄
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