このレビューはネタバレを含みます▼
様々な働き方や生き方をしている人たちの、夢?仕事?働くとは?をテーマにしたオムニバスストーリー。
まるでアニメを見ているかのような背景とその中で動く生き生きとしたキャラクター。面白くて一気に読んでしまいました。読後感がすごく良い。心穏やかになれます。
特に千代とたまきの関係がとても好き。
「この世はきれいなねずみ色」という言葉、まさにその通りだなって思いました。
人の考え方生き方を他人が決めつけられるものではないんですよね。
人生ままならないけど、いろんな生き方があっていいじゃん!って思えます。
人生で何かにつまってしまった時に読み返したくなる作品でした。